2024/04/25

映画『デューン 砂の惑星PART2』を観てきた。

映画『デューン 砂の惑星PART2』を観てきましたよ。


映画『デューン 砂の惑星PART2』公式サイト


3月から4月にかけてはちょっと忙しいので、くたびれてて行く日をなかなか決めないでいたら、行こうと思ってた映画館での上映が終わってしまっていて、慌てて日比谷に観に行きました。
TOHOシネマズ日比谷の、宝塚劇場の地下にあるスクリーンで見たのは初めてだったのですが、画面ちっさいですね!!こんなに小さいならもっと前の席でもよかったかしら。
平日の夜の回ですがまあまあお客さんは入ってました。たぶん私世代だろうな~。予告含めて3時間もあるから、気軽に観に行くには辛いところがあり、時間と体力が必要で...。

いやしかしそれでも見る価値はあります!!
出演者は美しいし、映像も美しいし、サンドワームに乗って爆走するシーンとかもう圧巻!!
なんでこんなに話題にならないんだろう。わたしはスターウォーズより好きかもしれない。
登場キャラの見た目のバリエーションが少なくて、サンドワームとネズミ以外は基本的に人間の形をしているだけだからだろうか...。R2D2やC3POやチューバッカみたいな愛くるしいキャラがいないからだろうか。けどあの羽ばたき型飛行艇とか、蜘蛛の脚みたいなのがついた巨大キャタピラとか、メカの見ごたえもあるんだけどなあ。
現実のシーンと未来を見ているシーンの見分け方とかは、苦手な人にはわかりにくいかもしれない。雰囲気でわかるんだけども、あれこれ説明されないとわからないタイプの人には難しいかも?
何かで、イスラム宗教的な描写にならないように気を付けたと読んだ気がします。実際ちょっとそっち系を参考にしてはいると思います。
原作は最初の1冊目だけ、20代の頃に読みました。その先はすごく長いので諦めたっきりなので、どういう展開になるのか知らずにおりました。
国(惑星)を守るというテーマと、英雄、というか、救世主崇拝という宗教的なところが、ずっと絶えない現在の地球での戦いとリンクして感じられるところがあります。

ネタバレしますと、いろんなバトルがあった末、ポールは皇帝の娘を娶って帝国の支配権を得ると宣言します。その宣言に、ポールと恋人関係になっていたチャニはショックを受けてその場から立ち去ってしまいます。
恋愛脳が不足しているわたくしは、あー、こういう事態なのにそこ拗ねちゃうのね~。めんどくさいね~。と思ってしまいました。ポールは政治的な手段としてそう宣言したわけなのですが。たぶんチャニもそれは判っているのでしょうけれども。悔しさなのか怒りなのか諦めなのかよくわからない切ないチャニの表情のアップで終わりました。
ん?PART3ある?やる?
作ってほしいなあ。
ポールの妹もまだ生まれてないわけだし~。
早く作って!!俳優さんたちが老けないうちに早く作って!!

もう一回映画館で観たいです。
だけど!!
長いんです!!
お昼に観に行ったら夕方になるし、夕方に行ったら夜になるし、レイトショーに行ったら終電です。それに、上映館の減り方早すぎです。いろんな場面をカットしたり短くしたりできなかった結果この長さなんだと思いますが、休憩なしで鑑賞するのは2時間半が限界だと!思うのです!

原作もまた読みたくなってきちゃったな~!


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2024/04/11

あと半年で五十歳。

はーあ。前回はまたグズグズしたことを書いてしまいました。
4月になっても寒かったり暑くなったり、更年期のせいか滝のような汗かいたり、気持ちもまだゆらぎがち。

あと半年でわたし、五十歳になるんです。
うほほ。
自分が半世紀も生きるなんて思ってなかったから、 なんかもうどうすればよいのやらと。
今の仕事はガテン系だからいつまでできるかわからないし、管理側に回れば今ほど身体的な荷重は減るにしても、もうちょっと技術的な部分での知識と経験がないと不安はあるし、かといってフリーランスの身でそれを習得するにはかなり作戦を立てないとだし、そんなにこの業界にいたいのかというと、なんだか最近冷めてきちゃってて、どうなのかしらとも思うし、かといって他のことで稼げるほど今更何を学ぼうか、というね。
悩み多き年頃ですね。

まあ私は夫や子供についての悩みがないし、介護の悩みもないし(両親には自分たちのお金で施設に入ってもらう。私はお世話はしない。たぶんすぐにうんざりしてころしちゃうとおもう。やばいやばい。)自分のことだけ考えてればいいお気楽な身分なんですけどね。自分の面倒見てくれる人がいないのに貯蓄がほぼないから、自分を施設に入れるための貯金がね。全然貯まりませんね。いったい何歳まで生きるのかしらね。
母方が、なんか、女性がみんなボケる傾向があるっぽいので(母を含めて)それが怖いです。自分で手続きができるうちに施設に入らないとなあ、って。
先日、ふっと一瞬気を失いそうになったり(軽い貧血か低血圧だと思うけど)頭の中が真っ白になって、あれ?なんだっけ?私は何者だっけ?と思う瞬間があったりして、少し怖いです。たまにはそういう真っ白になる時間もないと私の神経は擦り切れてしまいそうだから、良いのでは。と思いつつも、このまま擦り切れてプチンてなる気もしたりして。


お店でひとりでお酒を飲むことを愉しむ。というのが最近私が作ってる目標なのですが、割と、進まないものだなあと思ってます。
最寄り駅の居酒屋とかだと五月蠅くて料理もお酒も大したことないのにお金がかかる。だったら家飲みのほうがいい。
沖縄料理屋に行こうと思ってるんだけど、仕事帰りはもうさっさと家に帰りたくなって帰っちゃう。休日に出かけた帰り、って思ってるんだけど結局帰ってきちゃう。
仕事で一人で泊まりだったら夕飯を居酒屋にしちゃう、というのをやっと最近できるようになったけど、そうでもなかったら、行かないわあ。というのが実感。

都内で昼間からチョイ飲みできるバーがあったら寄ってみるようにしよう。といっても、なかなか開拓は進みませんのぅ。角打ちとかも行ってみたいんだけど、ちょうどいいタイミングでそういうお店がある地域に行かなくて。

仕事で待機時間が長いときなんかは、いろんな飲食店を調べちゃって、帰りにここに寄ろう!とかいろいろ妄想を膨らませているんですけども、思いのほか仕事が終わるのが遅くなってそんなところに寄ってる場合じゃなくなってまっすぐ帰っちゃうことになったり。

やっぱり旅行先が良いですね。地のものと一緒にいただくお酒。
ん~。しばらくはお金がないなあ。先日、国民年金保険料を一括で払ったからもうスカスカ。このあと国民健康保険料と市民税も来ますからね。おそろしい。

今年は仕事でいくつか地方に行きます。辺鄙なところにある学校が会場なので、そもそも近くに宿がなくて制作の方が苦労してる状態で。宿の近くにも飲食店がなかったりするので、その仕事ではひとりでふらっと飲みに行くことはできません。飲み以前にみんなが食事するところを探して移動することが一大事なのですから!

けどまた今年も9月以降は忙しくなっちゃいそうだから、暇なうちに遊んでおかないとな。
御城印がいただけるところで割と近場とか。会津とか?

6月は梅雨がどうなるかわからないからなあ。北海道行こうかなあ。函館行ってみたいんだよなあ。みんな、函館なんて一泊しても観るところないって言うけども、幕末好きだしゴールデンカムイもあるし、案外楽しんじゃう気がするんだよなあ。まあ近年天候がいろいろ異常だから不安要素はあるけども、それを言っていたらどこにも行けぬ。

それか、近隣の、ゴージャスなホテルに一泊してラグジュアリーを満喫して、ホテルのバーで?
…うう。私はそれを愉しみ切る心が足りない気がするんだよなあ。
そういうホテルにひとりで泊まりまくってる方のブログを読むことがありますが、そもそもそういうラグジュアリーなホテルの何かの会員の方みたいだし、食事をひとりで一度にそんなにたくさん食べられないし、10万円くらいすぐ飛んでいきそう。だったらちょっとした地方に行って景色とか街並みとか見たーい。

若い頃も結構いろんなところをひとりで旅したんですけど、ひとりで入れない、入りづらい飲食店が当時は多かったんです。わたし見た目年齢が実年齢より低くて、なんか場違いな感じになることもあったり、あと、ナンパがうるさくて歩いてるだけでも人がついてきてうんざりだったのです。最近はもう、五十歳になるようには見えないみたいですがまあだれがどう言おうと大人だし、ナンパがきても「ごじゅっさいよ♪」と言えば退いてくれるし(けど最近って昔みたいなナンパしてる雰囲気ないですよね。私がされてないだけ?もう出会いをリアル突撃ではなくネットでする時代?)店員さんの方がわたしより若かったりするし、Googleマップとかでそのお店のことを確認できるから、旅先で飲食店に入るのが楽しくなりました。

今日もいったい何の話なのか、何のテーマもないぐだぐだ話でした。


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2024/04/08

過去をグダグダ

何度も書いてる昔話です。

私は家庭環境が劣悪で、小学生の時は意地で生き抜いてきたけど、中学校に入ると父も母も異常で。ただ単に貧乏だったら明るく頑張ったかもしれない。けどうち世帯収入は当時の中級クラス以上だったのに、子供にお金を使ってくれなかった。
服は母が買いたいものだけ。フリフリドレスと変なデザインのパジャマ。
普通にトレーナーとスラックスなりスカートなりと、安くていいからスニーカーが必要だったのに買ってもらえなくて、先生によく注意された。体育の授業にパンプスで来るなと。あたりまえですけどね、うちの親、体育館シューズはけばいいじゃないと言って買ってくれなかった。
アホですよね。体育館シューズは体育館で使うものであってグラウンドで使うものじゃないって言ったら殴られました。
習い事は何にもさせてもらえなかった。同級生のお母さんがやってる書道教室に数年と、神戸にいたときみんなが習ってたそろばん教室に一年ちょっと行ってただけ。情操教育とか、公文とか、そういうのは、自分で稼いだ金で、自分で勉強しろ。お前にそんな金かけてやる義務はない。と言われて目が点でした。わたし誰の子なの?お金がないなら我慢しますよ?父も母も自分には飲食もレジャーもすさまじく金かけまくってるのに、私のためには教育にも衣服にもそこまでお金使いたくないの??

中学校に入るとき、わたし中学受験というものの存在を知らなくて普通に公立中学校に行ったのですけど、小学生の時は聡明だったからか、学校から一人代表を出して市の何かに参加する生徒の第一候補に挙がったらしいんです。けどぜんそくが当時ホントに酷くて欠席日数も多かったしで、やむなく別の生徒にしたと担任に言われました。
そんなことわざわざ私に言わなくても。黙ってくれてていいのにね。

中学校時代はホントに家庭環境が無茶苦茶で。これは高校に入っても同じ、というか酷くなって、精神を病んでいたことに大人になって気付くということになり、自分で精神科に赴き、自費のカウンセリングを受け、今に至るわけです。

中学校の時もまあいろいろあって、ずっと学級委員と放送委員をやってて(部活は人間関係の構築を間違えて一年で辞めた)学級委員は小学生のころから気付いたらなってる流れのまま。そういうのあまり苦じゃないんだけど、たまには何の役職もない生徒になりたいと思って頑張って副学級委員に下げてもらったのに何故かその時立候補してなった学級委員が男女とも学校休み気味になって、実質学級委員だった期間もあった。

虚弱体質とぜんそくのせいか、母がサプリメントにハマった時があって、毎晩夕食後に両掌いっぱいのサプリメントを飲まされてたらなんか黄疸とかいろいろ体がおかしくなったり(医者に飲むなと言われて解放された)原因不明の白血球増加で毎週血液検査に行かないといけなくなって週に一回学校遅刻したり。してました。

家族が嫌いで家庭が地獄で、家出するには体が弱いのでたぶんすぐ死ぬなあ。と思ってできずにいて、学校は好きで楽しくて。友達多くはなかったけど、ずーっと学級委員やってるので我ながら知名度は高かった。

どうして学校が楽しかったかって。Y君に会えるのが幸せだった。
中学の時はクラスが一緒にならなかったし、当時の中学生男子は素直じゃないので全然喋らなかった。
小学生の時私が神戸から帰ってきたクラスにY君がいて、いつからか誰かがY君はNamiちゃんのことが好きだよと言い出して。小学生の時はただの文武両道のちびっこだったY君が中学生らしく背が伸びて、何も話さなかったけど気にかけてくれてるのはわかってて。だけど私は何も言えなくて。だって、家で親に殴られけられ罵詈雑言を受け、この世の恥だ死んでくれと言われ、父には体じゅうまさぐり触られ、こんな私はY君に好きという資格はない。だけど顔が見られれば私は生きていける。高校は、同じ高校に入るには私の方が学力が少し足りないのだけど、どこに行くんだろう。違う高校になったら、近くにいる誰かを好きになるよね。だけど、Y君に彼女ができるまでは、たまには会うこともできるかな。できれば同じ高校に行きたいな。そのためだったら苦手な数学もっと頑張る。
と、思っていたのに。
Y君は、お母さんもお姉さんも妹もすぐそこに住んでいるのに、Y君だけ地方の高校に行ってしまった。
悲しくて寂しくて、ボタンをもらいに行かなかった。
どうせ、地方の高校でもモテちゃって、私のことなんか過去のことになる。
携帯電話もLINEもない時代。手紙を出したところで、大学は同じところに行こうね。なんて話になるはずがない。
私は全部諦めた。
Y君が本当に私のことが好きなのであれば、最後に電話の一つでも、手紙でも、くれると思ってた。
何にも来なかった。
いつか迎えに来てくれると願って生きてきた。
私の顔を気に入って寄ってきて寝たがる野郎どもは全部拒否してきた。
私が何に苦しんでいるのか何にも知らない男どもなんかと誰が寝るか。

私は今年50歳になる。
Y君は完全に雲隠れしてしまった。
私のことを思い出す時間があれから1秒でもあっただろうか。
Y君が通った大学はわかった。今更だけど昨年見に行った。
私が通った大学とは町の環境もキャンパスの構造も学生の性格も創立由来もなにもかもが違う美しいキャンパスで、どんな学生生活を送っていたのか。いったいどこに住んでいたのか。何を食べていたのか。私がいないのに。Y君は、幸せに生きていたのだろう。今もきっと、私のことなど完全に忘れて、幸せに生きているのだろう。

一緒の高校に行けてたら。
私は家庭での苦悩を全部打ち明けて、Y君はそれを受け止めてくれただろうか。
そうして、大学に入るときに一緒に家族から逃げようね、って話ができただろうか。

Y君がいない人生に慣れてきたけど、いてほしかった。
毎夜、想う。
明日突然Y君とばったり会う妄想。
どこへでもついていくから、どうか私が死ぬまでそばにいて。
中学生の頃、そこにY君がいなかったら、私はとっくに死んでる。

Y君が歩いてた道。
Y君がサッカーの練習をしてた公園。
学校の行き帰りにすれ違っていた「ここ」
私たちがよく使ってた道の階段。
通学路にあるお墓。
私が通院で遅刻するときに、学校に向かいながら私の部屋の窓を見てくれていたあの場所。

こんなふうにあなたを思いながら私は死んでいくのかな。
私の命がここまで永らえたのはY君の存在のおかげ以外なにもない。

わたしたち、普通の家庭で生まれて、普通に育って、普通に恋したかったね。


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2024/04/07

映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』を観てきた。

3月に1回もブログ更新しなかった〜!

なんか春ってメンタルがダメなんです。PTSDがあるので漢方を出してもらって飲んだり、PTSDのせいなのか更年期の症状なのかやたらとイライラしてそっち用の漢方も飲んで、ぐるぐるしてました。3月後半からちょっと落ち着いてきて、今日は仕事の本番中なんですけど、あと4時間ちょっと居るだけなので、帳簿つけたり遊んだりボーッとしたりして、しばしブログタイム。




表題の『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』はジョニー・デップが出るとチラシで知り、これは観なくては。と行ってきました。TOHOシネマズで観たんですけど、内容のせいか、どこでも上演してるわけではなかったので、よく行ってる近所のところではなく日本橋に行ってきました。

私の世代だとデュ・バリー夫人といえばベルばらでアントワネットに不快な思いをさせていたあの方ということでよく知られていると思います。こちら、フランス映画で、主演のマイウェンさんが監督も脚本もやったんですね。ジャンヌはすごい美女という設定?史実?の割には出っ歯気味でどうなのかしらと少し思ったけどまあそういうことならば。フランス映画に、国王の役にアメリカ人のジョニー・デップを起用するって、フランス人ってそういう感じでしたっけ、知らんけど。で、ジョニー・デップはフランス語を話していました!フランス語わからないので上手いのかどうなのかわかりませんけど、そんなにペラペラ喋る役でもないし私は気になりませんでした。なんでも以前の奥さんがフランス出身だからフランス語にはそれほど抵抗はなかったと何かのインタビューで話していたそうです。セリフは少なくても、さすが、海賊にでもチョコレート工場の不思議な人にでも殺人鬼にでも何にでもなれる素晴らしい俳優さんです。ジャンヌを気に入る感じとか、身支度をお付きの人たちに何もかもされながら目をキョロっとさせて、口角が下がり気味のあの顔が好きなんです。大好きなんです。プロポーズしたいんですけど連絡先知らないんです。アメリカの映画会社にお手紙書いたら届けてくれるかしら。はい、アホを綴るのはこれくらいにしましょう。

ドレスなどを製作したのはシャネルだそうです。ドレスやかつらひとつだけでもじっくり何分も見ていられそうなくらい綺麗でした〜!コルセットとか、スカートをふくらましてる骨組みみたいなのはシャネルが作ってるなら実際あの時代に使われていたものを再現しているのではないかしら。

ドラマとして面白いかというとまあ知られてるところをなぞっているのでそれほど特筆するところはないと感じましたが、美しいだけではない、のし上がってやるーという強い女の描写や、王の前から退室する時は王に背を向けず小刻みに後退りするというのがコメディのような見せ方になっていて楽しかったり、あれこれ走り回る従者たちも愛すべき登場人物でした。マリー・アントワネット役の俳優さん、ものっすごく可愛くて、本当にお人形さんが生きて動いてるみたいで、どんな顔しても可愛かった!その夫はベルばらではなんかどんくさくて面白みのない人物のように描かれていましたが、この映画ではすごいイケメン!!主演兼監督のマイウェンさんの息子さんらしいですね。

女性が監督をしてベルサイユ宮殿で撮影した映画といえばソフィア・コッポラのマリー・アントワネットを思い出します。キルスティン・ダンスト好きですが、お姫様顔じゃないんだよなー、ソフィア・コッポラとは相性いい気はするなー。と思ったことを思い出しました。ソフィア・コッポラの色彩は蜷川実花に近いものを感じます。今回の映画の色彩感は全く別の角度からのカラフルさとゴージャスさでした。

これはオンデマンドで配信が始まったらまた見ると思います。本当に綺麗だった!


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2024/02/28

映画『ゴールデンカムイ』観てきた。

映画『ゴールデンカムイ』を観てきました。


杉元は安定の山﨑健人。彼のことよく知らないんですけど、実写化映画で困ったときは山﨑健人なのか?ってくらいよく出てますよね。人寄せのキャスティングでじゃなくて実力で選ばれているのだろうなと感じます。

アシリパ役の山田杏奈は原作よりだいぶ大人だけど、わざとなのかナチュラルなのかわからない、日本語の発音の舌っ足らずな感じが幼さとバイリンガルであることが表現できていていい感じでした。彼女のこともよく知らなくて、前にTVerで見た、大友加恋と義理の姉妹で二人暮らしをしてるドラマで認識したくらいです。その時、入浴シーンがあったりして、うーん、この子そんなに可愛くもないですけどねえ?と思ってました。だけどアシリパはよかったです。

他のキャストもまあなんとも贅沢な人たちを集めたなあと。
谷垣役の大谷亮平、結構好きなんです。あのハスキーボイスが良き。
今回の映画は序章って感じで終わってしまったのでまもなく続編の発表があるのではと思っています。谷垣はこの後なにかと裸になって(みんななるか)なにかと「ぼっき!」と言うんですけどやるのかしら。ちょっと心配...。月島役の工藤阿須加は普通に鼻が高い~背も高い~けど、違和感なく月島に見えてきました。
尾形役の眞栄田郷敦はさすがアクションについては最高の指導者に就いていましたから、構えるだけでただのポーズではないのが良き。キャスティング担当者の力かもしれませんが、真剣祐より郷敦の方が役によって化ける印象。
そしてやはり異彩を放つ鶴見役の玉木宏。千秋先輩があんなんなっちゃった...。けど極道主夫でも面白い役をやってたので、変な人の役をやるの好きなのかなと思いました。
こっち向きに振り切れるとは思わなかった舘ひろしも良き。最後にちょこっと出てきた永倉役の木場勝己さんとのシーンを早くもっと見たい!

アメリカのインディアンとかもそうだけど、ネイティブの住民の生活や文化を奪ってしまうのって何なんだろうと思いました。もう彼らの生活を本来の形に戻すことはできない、そのことをきちんと頭に入れておかなくてはならないと感じました。
そしてまだ続けられること、祭事とか踊りとか歌とか、工芸などは守っていってほしいです。これは外の人間がやりたいと言っても歓迎はされないと思うので、アイヌの血を引く方々には頑張っていただきたいなあ...。


映画『ゴールデンカムイ』公式サイト


 もう1回見ようかなあと思っています。


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